ブランディングがあれば、大手に負けない

こんにちは。

最近の東京もぬるま湯に浸かったような湿気と燃えるような日差しで、とにかく毎日気持ち悪すぎて移動が苦痛で苦痛でたまりません。駅までの15分間が本当に最悪です。



熊本を含め、九州はかなり豪雨で大変なようですが、みなさま無事でしょうか・・・。私は日々の学びや考え、体験したことを知りたいと度々友達に言われるので、これからも変わらずにどんどん書いていきます。参考になるものがあればいいなと思いながら徒然、マイペースに。


今日学んだことは、「ブランディング」の意味、価値。


今の世の中は既に機能的なもので溢れているし、新しいものができたとしても技術面では大差がなく、すぐにマネされやすいです。なので、これから物や時代を作りたい人たちに必要になってくるのは機能盛りだくさんの「モノ」だけではなく、「ブランディング」だろうということです。もう既になっていますが。



例えば同じ機能、スペックが搭載されたPC、スマホがあっても私たちは企業のイメージ(スタイリッシュとか、かっこいい、ダサいとか)で買いたいか買いたくないかを判断することが多いです。アップルという企業が好きな人は、問答無用でiphone, Mac を購入しますが、それは機能性を比べての結果というよりも「イメージが確立されている」からの選択であることが多いですよね。


ブランディングとは、「自分のお客様にとって究極の価値になるということ」。つまり、機能、デザインといった細部で選ばれるのではなく、「〜〜さんだから、あなたの会社だから」選ばれるようになることです。


ものじゃなくて、ブランドで勝負するので、「何を作るか」よりも「共有できるビジョン」を持つことが大事となってくるし、私たちがまず最初に固めなければいけないのはここの「ビジョン」だと思いました。



自分の理念を実現し、価値を最大限に顧客に提供できるようにすることが、企業のあり方になってきているのかもしれないですね。



ビジネスとは、「自分がお客様を連れて行きたい理想世界があるから」こそやるもの。理想世界を実現していくことがビジネス。理想世界があるからこそ、最高の価値を提供できます。


つまり、

「ブランディングできれば、大手に負けない」ということなのです。私はよく「同じようなサービス大手もやっているから何してももう吸収されるだろうし無理だ〜〜〜!」と不安に思っていたので、本当に「ブランディング」の大切さを学んで目から鱗でした。大手にはないブランディングを自分で確立すれば、真っ向から対抗しなくても良いのです。



例えば今、IT系のスクール(プログラミングとかWebデザインとか)は沢山あるし、目立つ大手も知っているだけで2、3社はあるけれど、ターゲットをきちんと定めて、そのターゲットに合わせたブランディングを確立すれば、その人たちが選んでくれる可能性は大いにあるです。



そういう意味で、「内容」自体は変わらなくても、そこにどんな価値をつけていくか、どの層をターゲットにして、どんなイメージを確立していくかをきちんと定める作業こそ、大事なのです。


そこで、ブランド構築に必要なものが以下です。

簡単にまとめると、

①機能的価値

②感情的価値 

③自己表現的価値

この3つで構築されます。



①機能的価値は、モノ自体のクオリティが高いこと。これは最低限の前提条件。しかし、それだけを高めても「マネされたら」すぐに終わり。つまり、わざわざ選んでくれる価値や理由がなくなります。低価格競争に巻き込まれる可能性もありますし、ブランドを確立するにはまだ必要なことがあります。


そこで出てくるのが

②感情的価値。これがヒット商品の元!感情的価値を伝える手段としては、「ブランドコンセプト、キャラクター、ストーリー、デザイン」などがありますが、ディズニーを例とすると分かりやすいです。例えば遊園地の機能的価値にのみ(「アトラクション」のクオリティを高めたり)重点を置いても、ディズニーに勝てる理由にはなりません。そこにストーリー、その世界観が大好き!という人が存在するからです。


なのでやっぱり「そのビジョンに共感する!その世界に入って未来を一緒に作り上げたい〜!」みたいな気持ちをお客様と一緒に作り上げることがブランドなんだなと思います。


シャネルなんかも同じで、同じようなデザイン、素材のバッグがあったとしても「シャネル」でないと価値がない、と思う女性は多いです。「荷物を入れられる何か」であればバッグはどんなに安いものから売られていますが、女性が求められるのはそれではなく、「シャネルを身につけられる自分」が欲しいんですよねーーー。


高級ブランドって全部そんな感じなのでは?時計やバッグ、宝石。全部「ブランディング」されたイメージによって購買意欲が掻き立てられます。(そしてそれらのイメージは何から何まで全て一貫していないとダメです。ロゴとか、その企業らしい色とかをどこにでも撒き散らす!)


ということで、この4分野に置いて違いを生み出し、差別化を測ると、客から圧倒的に選ばれるようになるはず!


そして、

③自己表現的価値

簡単にいうと、選ばれるには、そのブランドに対しての「憧れ」を生む必要があるということです。





ブランディングってデザインの一種だと思うのですが、

デザインって、綺麗であればそれでOK! というものではなく、価値を伝えて「売り上げをあげるため」のもの。売上をあげるためにはターゲットに刺さる何かがなければダメで、それを伝えるために、マーケティングやブランディングが存在するのですー:)大手に負けず、コツコツ魅力を伝えて行きましょう。













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